すっかり年も明けきってしまい(笑)あけましておめでとうと言う時期ではなくなってしまった。皆さんはどんな新年をお迎えになられましたか?
沢山の裏のブログネタをストックして置きながら、なかなか更新できずにいます。そして久々の更新も昨年の秋頃に行ったプライベートSMパーティの模様。
でも、これは掲載にちょっと悩みました。主催者様の掲載許可は取ってあるものの、私の日記の中でちょっと調教の系統が異なるため、「さて…どうしたものかと…」悩んでおりました。
秋も深まった頃、私は某個人サークルの調教パーティーに参加した。
主催者様を始め殆どの方が初対面で、女王様数人とM男性が数人。
実はその中の一人だけ人間としての品格と知性が著しく欠落しているので、数回の調教を経て女王と奴隷の世界観で言うところの「破門」した者がいた。
この日記では他の奴隷と区別するため「破門奴隷」と表記することにする。
主催者様と私の間のメールのやりとりで破門奴隷が来ることは予定調和であったが、破門奴隷には私がそのパーティーに参加することは知らせて居ない。
なぜ破門にしたのか、その経緯はいつか日記に出来るかも知れないが、長くなるから今回は割愛する。
いよいよパーティーが始まり、ステージに置かれた椅子に女王が座り、奴隷が御挨拶をする場面ギリギリで破門奴隷は到着した。
驚いたであろうが、驚いて何らかのリアクションをする間もなく主催者様に「女王の足元にひれ伏すよう」命じられた。
蚊の鳴くような小さな声で挨拶を始めた破門奴隷の顔をいきなり蹴り付け「声が聞こえない」と指摘し、他の女王様に聞こえる迄挨拶をさせた。
他の女王様にやっと聞こえる声を出したのでその場はおさめた。いきなり走りすぎると他のM男性がビビるから少し和らげた。
一通り挨拶が済み女王様達がそれぞれM男性と遊び始めた。
破門奴隷はその不潔感のある風体のせいか誰からも相手にされない。
私が以前会った時よりさらに髪が伸びて不潔感満載である。しかも匂う。
破門奴隷は主催者様からも遅刻した罰と立たされ坊主を命じられたが私は視線を合わすことなく傍に立って喫煙していた。
主催者様が破門奴隷に「私(夏目様)の灰皿になりなさい」と命じた。私は破門奴隷の掌に灰を落とし、また、吸い殻を掌で消火しようとしたら、熱がり灰を落としたので、「灰皿のお役を命じられたら灰皿の仕事をしなさい」と私は口を開いた。「灰皿なら動いたらダメだろう」と叱り付け、落とした灰を口で掃除するよう命じた。
這いつくばった形になっている背中を踏みつけていたら主催者様が剣山を持って来て、破門奴隷の背中に置いた。新品で衛生面には問題ないと瞬時に判断し、主催者様のご意向通りに剣山を踏みつけた。
主催者様が頻繁に剣山を動かして下さるので踏み付けて行く事に徹した。
時折プツンと皮膚に刺さる感触がブーツ越しに伝わった。だが剣山と言うものはほんの数ミリしか皮膚に入って行かないもの。私が普段使う針よりも鋭利では無いため思いの外、深く刺さりはしない。
それでも僅かに破門奴隷の皮膚を刺し、約3センチ四方のあざが幾つも浮かび上がった。
主催者様は皮膚と脊椎を交互に剣山を置いたので、踏む時の力加減は私がコントロールした。皮膚しかないところは強く踏みしめ、脊髄部分は力を弱めた。
破門奴隷は痛みと屈辱からか、横に寝そべるような形で崩れたので、他の女王様達の通行の邪魔になると姿勢を正させた。
さて、ここ迄読んで頂いた読者の方は、私の違和感に気が付く方が多いと思う。
私はM男性の仕上がり具合により、調教出来る深さを使い分けている。
私は破門奴隷に関しては、過去に人間としての品格と知性の欠片も無いメールを寄越した事に怒りを通り越し情けなくなった経緯がある。
だが、当の破門奴隷は知性が必要な職業に有りながら、自分が品性知性の欠落したメールを書いたことすらわかって居ない。
私は本来破門した者に調教はおろかメールも此方からは一切しない。こういう稀有な形での調教は私も滅多に無いある意味貴重な体験ではあった。
その後、他のM男性と吊りをしたり会話を楽しんだり、基本的には和やかに楽しい時間を過ごさせていただいた。
この日、剣山を踏む前に破門奴隷に「今日はお許しくださいと言う言葉は通用しない」。と明言した。主催者様からも、「自己責任でお願いします。」と念を押されていた。
終盤、他の女王様と仏壇蝋燭で破門奴隷を責め、そして会場のタイムアップとなった。
愛情のあるSMは興奮する。初対面でもM側の反応や声等に心地好い気持ちがある。だが、愛情の欠片も無い破門奴隷を責める事に快楽は無い。と言うことの再確認が出来て、貴重な体験が出来た。
正直な話であるが破門奴隷を仮に
緊縛しなければいけないとして…自分の縄を使いたくない。沢山の人が集まる場所で半裸になる事も到底想定できたはずのイベントで、あまりにも不潔感満載の風体で現れてきた人に自分の縄は使いたくはない。
誤解を招くといけないので…私はルックスは気にしない。むしろ自分をかっこいい部類みたいに自己紹介する人はあまり好まない。ルックスなんて正直私にはどうでも良い事なのだ。奴隷候補・見習いとして可愛ければ良いだけである。最低限の清潔を努力していてくれれば良い。
破門奴隷には躊躇なく手足の指をブーツのヒールで体重をかけて踏んだ。その時だけは楽しかったが基本的には自分の道具が汚れるから、破門奴隷を縛ったりしたくなかった。
責める事自体は好きなので楽しい。でも快楽があるか?と聞かれたら…快楽とは別の感情が沸き起こるので…快楽とは言えないと思う。その感情とは何か?不潔な風体に対しての嫌悪感であったり色々である。
しかしながら、パーティー全体では、数名の女王様とのコミュニケーションやM男性達との入り乱れた調教は楽しかった。知らない相手でオープンな調教でも、責めることの楽しさは堪能できたと感じることは有意義であった。
何より、主催者様の感覚と配慮がとても素晴らしいと感じた。私が参加している
緊縛主体のサークル主催者様も素晴らしい方だが、タイプは異なるが御両者ともSMに向き合う気持ちがとても高潔である。
SMマスターとして、何より人間性が信用出来る。そういう方との出会いのチャンスはなかなか無い。
また美しいベテラン女王様、初心者さんだが素質バッチリの女王様との出会いも嬉しく感じた。
そういう出会いがあった事も貴重な体験をさせて戴いた事に感謝している。
あまりこちらのメッセージを見る事が無くて
というか、あまり時間が無くて…
個別調教は受け付けてはおりますが
先ずは、健二さんの自己紹介をきちんと
Gメールあてにしてくださると幸いです。
> はじめまして!健二といいます。50代、既婚です。暫くSMから離れていましたが何となく検索していたら夏目様のHPにたどり着きました。久し振りにM性が蘇ってきて新鮮な気分になりメールさせて頂きました。個別の調教などまだ受け付けていればお話を聞きたいと思いました。宜しくお願いします。