この日は、女装奴隷の
調教であった。何年の付き合いになるのかな…良くついて来てくれる。
軽く和食系の店で軽い食事を済ませて、渋谷のホテルに入った。
アルファインの方が個人的には好きだが、時間制限の関係で渋谷にした。
渋谷でありながら、檜の風呂があり、ちょっとしたプチ旅行気分に浸れるからM側は嬉しいらしい。
アルファインの風呂は風呂としての機能よりもエロさと妖しさを追求しているせいか、ゆったり浸かるのもままならない。
渋谷では、奴隷に檜の風呂にゆったり浸からせて日常の疲れを癒させる。
いつも通り女性の下着にかつらを着用して私の前に現れた。
挨拶をさせて、足で踏んで弄んでから、軽く化粧を施した。ホテルに入る前にダイソーに行き、この奴隷用の新しいアイシャドーやルージュを買った。
私は、奴隷個々に化粧品を揃えている。スポンジやチップの化粧小物は使い捨て、化粧品は個人個人に割り当て、他人が使用した物を使わないようにしている。100円ショップが無い頃は大変な出費(笑)
リキッドファンデだけは直接触れないから、私の手に取り直に顔に塗るので共有だがパウダーファンデーションなら、やはり個々にする。
時折、私が使っていたリップ筆をあげると殊の外喜ぶが、敢えて使用方法は聞かないでいる(笑)
さて、
調教の話に戻ろう。渋谷のホテルは吊り床が作れないから吊りは出来ないが色々な
緊縛を楽しめる。
体育座りみたいな形で座らせ
緊縛していった。こんな例えにすると笑い話になってしまうが、チャーシューを自宅で作るときのイメージ(笑)
最初は胡坐をかかせたような形の脚の形で縛った。写真を撮るために股間に生花の活けてある花瓶を置いたら、
緊縛した身体そのものが花器のようになった。
んー。もっときれいに縛れていたらもっと綺麗なんだろうな…とか色々思うところはあった。
写真は部屋の照明を変えて撮影した、ほぼ同じ物。照明だけでイメージがこんなに変わるのも、
調教のスパイスとしてはありがたい。
この者も最近は
鞭の嵐を耐えるようになって来て楽しい。
根本的にビビりだから乳首への針は、信頼関係が出来てきた今も尚、異様に怖がる。そこが楽しい。
本人も針は、後々物足りなくなる程一瞬の痛みと良く理解している。多分異様に怖がるのは演技も入って居るのではないかと推測する。
バレバレでも、私を楽しませようと、会うたびに向上し育ってくれれば、これに勝る喜びは無い。
まぁ、あまりにもわざとらしければ、興醒めもしよう。耐える姿勢、努力の痕跡が感じられる。その努力こそかわいいと思う。
SMに興味が無い方には、理解し難いであろうが、かわいいから手を下すのである。可愛く感じられないなら手を出して泣かせたいとは思わない。
概ね、女王とはそういう生き物である。
本来、腕力知力の優れた男性を従える事に生き甲斐を感じるものである。
力の弱い女子供や動物達には危害を加えたりはしない。
例外として、あくまでもSMワールドの中でだけM女性を
調教する。それは嫌いじゃない。